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落語関係の最近のブログ記事

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1人の人間の人格を印象付けるのは、その容姿ではない。
歳は若いのに、「なんだか年寄り臭い」と感じる女がいる。顔だけをみていると確かに若い娘だ。しかし、全体の印象は妙にオバサンぽい。なぜか。
それは、一点から一点へ移る時のもっそりした動きや、話す時の身振りや手振りや言葉遣い、何かを見るときの先入観に満ちた目付き、緊張感のない立ち姿などにそう感じさせられるのであって、決して着ている服や目鼻立ちのせいではないのである。

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そう、似ている、似ていないを決めるのは表情や口調や仕草であり、顔やスタイルではない。それはまた、人間の個性を決めるのも表情や動きであるということなのだ。
物真似が上手な子は、観察力があるのはもちろん、間をつかむのがうまい子が多い。物真似がうまいというのは、他人に「似ていると感じさせる」のがうまいということなのだ。そのためには自分がどう見えるか知っていなければならないし、見る側の呼吸を感じられないと注目が集められない。

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今日は円生師匠の酢豆腐をきいてみた。
最初のあたりで僕のやっている「ん廻し」とほぼ同じ小話というか似た内容になっていて驚いた。
そういやどっかで聞いたなぁと思ってたんだよね。そうか円生百席だったか。

iTunesを「酢豆腐」で検索して探すわけですが、なぜか志ん朝師匠のと円生師匠のしかないんだよね、なんでだろ?
談志師匠のかな?後半の若旦那のとこで眼に熱燗を注がれるとかのクスグリが入った型をどっかできいたはずなんだけど、、検索ででてこないんだよなぁ。
そろそろ、発表会も近づいたキャナリー落語教室。
僕の演目は「ん廻し」だが、最近になって壁にぶち当たった感が、、
ん廻しの難しいところに気がついてしまったというか。
キャラを立てるのが難しい。
よく言う「熊さん八つぁんに横丁のご隠居馬鹿で与太郎、人のいいのが甚平さん」
と、その通りの登場人物ならばそれぞれキャラが年齢や立場なんかがハッキリと分かれているので変化を比較的つけやすいかもしれない(それだって当たり前に難しいことだろうし、僕は「ん廻し」がほぼ初めてなので実際どうかは僕にはまだわからないが)
しかし「ん廻し」は登場人物が全て若い衆で、年の近い男ばかりしかも登場人物の数は少なく見積もっても10人以上。
登場人物それぞれのキャラが立って初めて「ワイワイと大勢いるような感じ」になるわけ。
この10人全てキャラを立てるとなると、、かなり難しいのでは。。
で、最近気がついたのが他の似たような状況の演目を参考にキャラを立てる努力をしてみよう、という事。
若い連中が大勢集まってワイワイ系なのは、パッと思いついたのが「酢豆腐」。
(今気がついたんだけど「まんじゅうこわい」も参考になるかな)
で、たまたま志ん朝師匠の酢豆腐がipodに入っていたので聞いてみたんですが、なるほど、さすが凄いですね。
色々と参考になる事はありましたが、わかりやすいところでは全てのキャラの名前が設定されていて、話すときに必ず名前を呼ぶという事。
とりあえず、ん廻しの登場人物に酢豆腐を参考にして名前からキャラ設定をしていってみようと思います。


明日の笑点(日本テレビ 夕方5:30~)は「真打昇進披露口」があります。
文雀師匠が出ますよ~
うん、みんな見よう。

しっかし今日は寒かったですね~なんですか雪ふったらしいですね。
昼前に外でたら雪だかみぞれだかがまだ色んなとこで残ってましたよ。

CA390004

東京でこの寒さは記録的ですよね~

さて今日は浅草演芸ホールに初めていってきました。
上の笑点でも紹介しましたが、新真打の師匠達の披露興行が行われていて、この間は鈴本の披露興行の記事を書きましたが、今は浅草での興行なんですね。
で、今日は文雀師匠の披露興行で、スケジュールの都合もついたし浅草には一度もいったことなかったので折角なので行ってみたというわけです。

浅草園芸ホール桂文雀披露興行

浅草園芸ホール桂文雀披露興行

いやぁ事前にはしこさんから聞いてはいましたが、いままでの会場(鈴本と池袋)とは雰囲気が違いまいたね~
観光スポットなのでその影響がすさまじい。
さいしょっから1階席の3分の1くらいは団体用としてロープが張ってあるし、入ってくるお客も披露興行とはいえ観光客的な感じが多かったのかな、、、?
まぁ普段の寄席ってこんな感じなのかな~なんて思いましたが、いややっぱあれは浅草特有の感じなんでしょうね~
そんな僕にとってちょっと今までとは違う雰囲気でしたが、立ち見がいっぱいいるほどの盛況だったのは良いですよね、浅草は平日でもいっぱいだというから驚きです。

会場がそんな雰囲気だったので、文雀師匠も普段かけないようないわゆる大物って感じの噺はしないかもな、こういう状況で何をかけるんだろう?と、思っていましたら
良かった!!僕が聞いてみたかった「佐々木政談」でした!
好評だった文雀師匠のネタでは個人的に「源平」なんかも聴いてみたいな~
なにしろ文雀師匠は噺の数が多いので(4月の日本で唯一の演芸専門誌「東京かわら版」で日本一落語を聞いている堀井氏のコーナーで堀井氏が聞いた文雀師匠の噺、数もさることながら半分くらい知らない噺だったし)聴いてみたい噺が後から後からでてきて尽きることが無いって感じなんですけどね。
一度聴いた噺でもまた聴きたい噺も沢山あるし、楽しみは尽きませんねぇ。

とりあえず明日の笑点は楽しみだ~

いやあそれにしても寒いですね~
昨日は花冷えの上野へ「桂文雀真打昇進襲名披露興行」へ行ってきました!
その前に寄った上野公園は寒さの中でもそれなりに賑わってました。

2010上野公園の花見

小島君と仲間たちが上野公園で花見をしているとのことだったのでちょっとだけお邪魔してみた。
けど、やっぱり寒むい!

2010上野公園の花見

でも思ったより桜は開いていましたよ。


さて本題。鈴本演芸場へ

鈴本演芸場「桂文雀真打昇進襲名披露興行」

30分前くらいに並び始めましたが、やはり知っている顔がちらほらと。挨拶などしながら開場を待ちます。
で、開場となり、そしていよいよ「桂文雀真打昇進襲名披露興行」が始まったわけです。

たぶんこの日、会場のお客の中で一番楽しんだのは僕ですよ。ベストタノシミストですわ。自信があります。
それくらい楽しませていただいた素晴らしい披露興行でした!

と、なにが楽しかったといえば。

まずは幕があがってみてビックリ!右手のほうに胡蝶の送った胡蝶蘭が置いてある!!ありがたい!!!

そして単純に師匠達の素晴らしい芸が楽しかった!
(以下各師匠の感想等、演目名など間違っていたらスミマセン、それから失礼な表現なども多々あるかもしれません。もしあっても大目に見てご勘弁を)
才紫師匠の子褒めはとてもしっかりとしていて、「間」というのものがいまだによく分からない僕にヒントになりました。
なんていうのかなぁ「表情を作ってから話す」とでもいうか、上下を切って別の人に代わるときまず表情をきちんと作って話す、みたいな。その表情を作って、話はじめるところを間にしてしまう、といいますか、ほんとのところはどうか知らないですが僕なりに表情作ってそれを「間」にするやり方まねしていたら「間」というのがなんだかわかるんじゃないかと思うんですね~。良い参考になりました。
扇生師匠は披露宴の司会でも感じましたが、さすが!やっぱり普通にしゃべっていて面白いですよね~そうそう、あの隣の筍の噺って何度か聴いたことがあるけど演目の名前が頭に入らないんです。なんていうんでしたっけ?
鏡味仙三郎社中ははじめて仙三郎師匠のソロ?の生の芸をみれて感動しました!あの土瓶の安定感!!ものすごいっすね!!なんだろ不安定さのかけらもないようなどっしりとした感じ。目にうつる土瓶そのものよりも師匠から出てくる安定感みたなものがそのまま伝わるのだろうか。
左龍師匠の初天神!いやぁ凄かったです!!あの描写と表現、ほんとに面白かったなぁ~
なるほど、落語ってホントに演じる人でまったく表情が変わるんだなと改めて思いました。今まで聞いた初天神の中では一番笑ったかも。
花緑師匠は僕はじめてだったんですが、さすがでしたね~!!
しかも蜘蛛籠って小さん師匠の十八番だった演目じゃありません?たしか談志家元のCDかなんかでそんな事かいてあったような、、
しょっぱなの新人のやる気なさからして最高でした!聴けて良かった!
のいるこいる師匠、凄い芸ですね~あれこそ「間」ってやつなんでしょうかね?一緒にいったソウさんがめっちゃ気に入ってずっと真似してましたよ。
一朝師匠の芝居の喧嘩!スピード感があって一朝師匠のホントに江戸っ子!って感じのチャキチャキ感といいますか小気味良さをしっかりと堪能できて素晴らしかった!
文生師匠!!やっぱりいいですね~文生師匠!どうしても真似してみたくなります!あの表情!語り口!!
ところで文生師匠のやった噺ってなんていうんですか?僕初めて聴きました。
最初は一つ穴とかかなぁとか思ったんですが、権助が魚買って帰ってきてましたからね。
いきなりスケソウダラとか、めざしとか、、めっちゃ面白かった!!
馬風師匠、凄い迫力でした~!
ユミはとても馬風師匠がよかったらしく、どこがいいのかきいてみたら
「すごいわぁ千と千尋にそのまんま出てきそう」
だって。。まぁ、ねぇ。。
ロケット団さんは紅白でしたね~
木久扇師匠はTVでみるそのまんまでしたね!あたりまえか!でも初めてみる僕にはそれがちょっと感動でした!そのまんまで、なんか色んな事言ってましたがやっぱりあの芸風というか雰囲気というかあれは木久扇師匠しかないものなんでしょうね~なにいってもおかしいというか。

さあ、そして木久扇師匠のあとは正楽師匠!!!
僕は正楽師匠待ってたんですよ。
このあいだ初めて正楽師匠の紙切りをみて、今度機会があったら思い切って「ちくわぶ」といってみようと思ってたんですね。
で、この日家出る前にふと(もしかしたら正楽師匠がでるかも)とおもって番組表を確認したら出演するじゃないですか!でポチ袋を用意しまして。
正楽師匠はいつも通り、(といってもプロジェクターはなかったけれど)でてきてまずは自分で一つ。今回は相合傘。
そしてその後にお代を、、と。
ドキドキでしたが僕は思い切って叫びました。「ちくわぶ!」
うーんやっぱダメだったかな~?とおもっていたら八問答、そして花見をきりながら「ちくわぶはまってくださいね」と!
ちくわぶを最後に切ってくれたんです!!嬉しすぎ!!
うけとりにいったらなんかおっさんが1人いましたが、そんなのかんけーねー!譲れるか!!というわけでおっさんには悪いけどしっかりと正楽師匠の「ちくわぶ」頂きました!!
今日額を買ってきて入れました。店に飾ろうと思います。画像は一番下に。

そしてついに文雀師匠の登場。
扇生師匠のおかげで僕も声をだして「まってました!たっぷり!!」とあこがれの声を出せました。
やはり一度は言ってみたいと思ってました。一度言ってしまえば次からもいえるかな~
文雀師匠の演目は「百年目」
素晴らしい百年目でした!
僕は落語を聞き始めたばかりのころ百年目を聴いて、たぶん円生師匠のCDだったと思いますが良い話だな~と最初の頃に気に入った噺の一つだったんですね。
いつか生で聴いてみたいと思っていましたが、噺を文雀師匠で聴けるとは!嬉しかったです。
文雀師匠の百年目は登場人物がそれぞれしっかりと演じられていて、素晴らしく生き生きとしていて、なんだかありふれた言葉かもしれませんが「情景が見える」ようなそんな、なんだろう、その場で生きている感じ、逆にいえばその場にタイムスリップでもしたかのような、そんな感じがしました。
番頭、良かったな~
でもやっぱり番頭と旦那だけでなく、脇役キャラ(小僧とか芸者とか)がしっかり演じきれるからこそ番頭がしっかりと浮き出て、あの感じが出るんでしょう。
しかも気がつきましたか?最初のほうで番頭が手代の1人に小言を言っているシーン。
「川口屋」が登場しているんですね~。
文雀師匠、本当にありがとうございます!!

と、まぁこれくらい楽しんでしまったわけです。
どうです?おそらく僕がベストタノシミストで間違いないんじゃないですか?
文雀師匠を応援していて良かった!これからももっと頑張って文雀師匠を応援しましょう~
より応援できるように、商売のほうなんとかうまい事やってかないとな~とモチベーションにもつながりますね。

本当に一生思い出に残る、そんな素晴らしい時間をすごさせていただきました!
文雀師匠!改めてまして、おめでとうございます!!

林家正楽師匠「おでんのちくわぶ」
林家正楽「ちくわぶ」
ちょっと僕が映りこんでますね。。

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