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落語関係の最近のブログ記事

今日は「駒沢大学落語くらぶ 桂文雀 真打昇進落語会」にお邪魔してきました。

駒沢大学落語くらぶ 桂文雀 真打昇進落語会

出演者は三遊亭遊馬師匠、神田愛山先生、桂竹丸師匠、桂文雀師匠。
この豪華出演陣で無料。お得すぎ。

遊馬師匠はこの間鹿鳴家吉遊さんから聞かせていただいた「家族ドライブの猿」の小噺もやってくれたので、おぉこれか!と、個人的に嬉しかったです。
かなりウケてましたね~
枕、小噺としっかりきっちりと間をコントロールしながら会場の空気を作っていく感じで、凄いなと思いました。

次に上がったのが講談の神田愛山先生。
僕は初めて講談を聴いたのですが、講談ってもうちょっと難しくてわからないようなところもあるってイメージ持ってましたが、全然そうではなく、クスグリなんかもガンガン入ってくるしかなり面白く聞きやすかったです。
演目は「和田平助政勝 鉄砲切り」
講談も面白く聞きやすい、ほとんど落語と変わらないです。
違うところといえば前に机があって張り扇を使う、でもそれは上方の落語も似た感じがあるし、よく言われる、落語は登場人物の会話で描写し、講談は文での描写、事象を外から見た描写って感じで表現するといわれたりしますが、落語はかなり自由度が高いので演目によっては完全に講談調の物もあるような気がするし、ではどこが違うのかといえば
実際の一番大きな違いというのは演目にとてもわかりやすい明確な教訓があるって事なんじゃないかな、と思いました。今回の演目では「卑怯はダメ」みたいな。
そういった難しくなりがちないわば教科書を誰にでも面白おかしく聴かせてしまう、というところが講釈師の凄さがあるわけで。
だから講釈師の敬称は師匠ではなく先生なのだそうですよ。

仲入りをはさんで披露口上があり、その後は桂竹丸師匠。
いやぁ凄かった!
色々凄かったけど僕は動きが新鮮でした。
肩というか体の向きを左右に展開しつつ、首の上下の位置はほぼ通常通りって感じ?
かなり動きを大きく表現できるし、竹丸師匠はきっと直接会場のお客さんに聴かせようって表現なんじゃないでしょうか、普通より目線がちょっと下のほうで直接客に語るような感じだし、そして肩の向きを大きく変えていくことで右端から左端と、お客全員に正面を見せて語りかけようっていう。
色々な工夫、演じ方があるものだな~と勉強になりました。
しかし竹丸師匠、爆笑でした。
僕は表札の小噺でめちゃくちゃハマりました。
竹丸師匠も「えぇそんなにうけるか?!」と困ったかもしれないくらい面白かったです。

最後に上がったのが主役の文雀師匠。
やはり良いですね~細かいところまでホントに良く表現されていて、相変わらず良く練られた良い落語って感じです。
演目は季節に合わせて「お化け長屋」
導入部が僕の聴いた事のある型と違っていたので最初お化け長屋と気がつきませんでした。
短くまとめる為の工夫なのかな?
木兵衛と訪ねてくる2人の客の、3人の対比がキッチリと、そして小気味良いリズム感が良かったな~
話の全体の波みたいのの構成というか作り方がいいですよね。

そうそう、今日会場でチラシもいくつかもらったんですが、その中に
「第一回 桂文雀独演会」のチラシが!

桂文雀独演会

夏らしく、そして個人的に僕が好きな酢豆腐と千両みかん!そしてお約束のように一つは必ず珍しい系の噺で女給の文。
しかもゲストが文生師匠じゃないですか!!
こいつは楽しみすぎる!!

今週末10日の土曜日は駒沢大学落語くらぶ主催の文雀師匠の落語会がありますよ~

駒沢大学落語くらぶ,桂文雀
この画像は話芸ドットネットより転載させていただいてます。 

桂文雀 真打昇進落語会

2010年 7月 10日(土)
駒澤大学 中央講堂  
13:00開場 13:30開演 ( 入場無料 )  
出演 : 桂文雀、神田愛山、桂竹丸、三遊亭遊馬

参考:話芸ドットネット 
   桂文雀・真打お披露目落語会のご案内(pdf : 約204KB)

無料だしこれは行くしかないでしょう~
もちろん僕もお邪魔する予定です。

(ただ残念ながらこの落語会の後の披露パーティーには都合の為欠席とさせていただきました。関係者の方々、折角のご好意に答えられず申し訳ございません。盛会をお祈りいたしております。)

落語台本&資料作成

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さて、今から次の演目の台本と資料を作成していきます。
簡単にいえば音源と台本と、映像が主な資料となるんですが、昨日まではとりあえず演目の入ったCDを図書館からあるだけ借りてきて、全部聞いて誰の型を基本にするかとか大体の構成を掴みまして。
で、まずは音源の作成からはじめます。
今回は談志家元の若い頃のCDの型でいこうとおもっているのでそれを中心に、そして枕なんかは別の人のを使ってシンプルにしようとか考えているので、それを踏まえて実際に暗記する部分だけ切った貼ったして一本にまとめます。
で、一本にまとめたものを丁度良い長さごとに細かく切ります。
そうしておくと一部をリピートで聞けるので練習のとき良いんです。

で、次はその内容を全て文字にして台本とします。
その時たまに何言ってるかわからないところとかあるかもしれないし、思いがず参考になる事もあるかと思い、資料として関連する本も借りておきました。

落語資料

後は映像ですが、特に今手元にないので何もできませんが、なにか映像資料があった場合は必要ならPCで再生できる形に変換し保存、またipodで確認できるようにipod用にも変換してipodに送っておきます。

と、まぁこんなところです。
あとは資料をもとに徹底的に暗記、そして台詞が入ったら表現なんかの肉付けをしていくような感じ。

さて、頑張って資料作りますか。

ちなみに今日作成する資料、つまり次回(半年後)の発表会演目は、、
小悪魔的女子と飲み込み屋のおじさんに翻弄される将棋好きの若旦那の話です。
序とか、馴れ初めって言われるやつですね。

東京と狸と狸の落語

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落語の噺の中には狸が出てくるものが結構あって、昔から人間とのつながりの深い動物だと感じます。

さっき、ナショナルジオグラフィックの公式サイトをたまたま見つけまして。
これがまたかなり素晴らしいサイトなんですが、このサイト内に「動物たちの東京物語」という特集があり、第一回が「狸」なんですね。
みてみると、へぇ~江戸だけではなく近代都市の現在の東京でもかなりの数が生息しているんですね、新宿とか銀座にもすんでたり、赤羽近くの荒川河川敷は特に多いスポットだとか。
人を化かしたりだとか、そういうかなり擬人化というか人に近い存在のように語られる事が多いのはそれくらい昔から人の近くにいたってことなんでしょうね。
人間の生活にかなり密着しつつ、飼いならされること無く野生動物というスタンス。
こういう珍しい習性が狸(狐もやはり似ているようで記事をみるとイギリスなんかでは狐が東京の狸に近い存在みたい)をそういった存在にしているんでしょう。
種としても狸は日本をはじめとする極東にしかいないようで、そういった意味でも「珍獣」だそうです。
いつでも日本人と共にあるって感じですね。
噺だけでなく、狸の置物とか色々と愛すべき存在で、日本人の文化や愛嬌を良く表現している気がします
そう、狸はむしろ日本人そのものなのかもしれませんねぇ。
そう考えると「狸の札」とか「狸の鯉」とか、一度は狸の演目をやってみたくなります。

明日5月9日からキャナリー落語会がスタートします。
全6回で、6月27日まで各講師の教室ごとに行われ、明日の落語会は鹿鳴家ちら志さん率いる?桂文雀師匠の第1日曜教室のメンバー。
どのクラスもうまいですが、ここのメンバーもまたかなりうまいですよ~!!
僕はたまたま5月の稽古日が(僕は桂文雀師匠の第4土曜教室)都合で受けれそうもなかったので(北区関係のわんぱくと逸品がかぶってる日)振り替えてもらいこの間のここのクラスで稽古つけてもらいまして、その時ここの第一日曜クラスを見せていただいたわけですが、これがホントにうまい!!
特に僕はやっぱりちら志さんのがすきだな~ってゆーか僕の場合ちら志さんというか、ちら志さん自身のキャラがたまらなく好きですね。
一緒に飲んだりしてるとより強く感じるんですが、ちら志さんってリアル八つぁん的な感じで、あのそのまんま落語の住人がでてきちゃって生きている感じ?あれが凄い好きなんです。
ちら志さんを見てたら江戸っ子の一番の参考になるんではないかと思うくらい。
ちら志さんは今回「へっつい幽霊」をかけますよ~必見です。
もちろん他のメンバーもかなりやばい!!絶対全員のを聴いていただきたい!皆さんキャラがとても生きていて素晴らしいんです。いやほんとにここのクラスはツワモノぞろいですわ!
僕も明日落語会に行きたいんですが、平面講習の実施日なんで行けないんです。。会の盛況をお祈りしております。

キャナリー2010発表会番組表

キャナリー2010発表会番組表

ちなみに僕のデビュー戦ともいえる桂文雀第4土曜クラスの落語会は6月27日です。
3番手で「ん廻し」をやります。
精一杯がんばりますので、皆さん良かったら是非見に来てくださいね~

キャナリー2010発表会番組表

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