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自作PCはやはり良い。~ハードウエアの自己管理~

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昨日は父親の友人のM氏のPCを組みました。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、昔メカニックだったこともあるせいか僕は結構そういったハードウエア的な事をイジルのも好きなようなんです。全然向いてはいないんですけども。
M氏は手持ちのパーツとして電源とハードディスクがありましたので、それを活かし、M氏が現在使っているPC以上の性能を出し、パーツは新しい規格が使える物で、且つ安価、具体的には2万円以下で組むのが条件。
最初は以前から使ってみたかったATOM330搭載マザーボードを使おうかと思いましたが、今後の拡張性(たとえばクアッドコアをいれるとか、PCIスロットで機能拡張するとか)を考えてLGA775のマザーボードとCPUはセレロンを選択。
数年前ならマザーとCPUだけで2万くらいはしたと思いますが(さらに昔ならもっと高いでしょう)、僕のかったのはマザーボードとCPUそれぞれ5千円前後。
今ははっきり言って新品なら何を買ってもじゅうぶんなスペックがあるので、先の条件である現状のPC(ペンティアム4)より高性能を出すことは何も考えなくても出来ちゃう。(まぁ高性能の定義は難しいけれども)
CPUはセレロンですが、今はセレロンもデュアルコア。5千円前後とはいっても性能は素晴らしいものがあります。
ほんとに出来るだけ安く、となるとジャンクや中古パーツをつかってとなるから、値段とスペックのバランスが悩みどころとなるけど、今回は2万と余裕の資金があるのでメインとなるマザーボードとCPU、それからメモリーは新品。
ドライブとケースをジャンクで掘り出してきました。

総額18000円。

でもそれほど安くもないかもしれませんね~
昔は組み立てPCは安さがメリットだったこともあるだろうけど、最近は完成品のほうが圧倒的に安いと思います。
でもやはり組み立てPCは良いと思います。
なにが良いかというと、ハードウエアのカスタマイズと自己管理が出来るところでしょうか。
カスタマイズ性は組み立てPCの最もわかりやすい長所だとおもいますが、特に最近は性能に関わるCPUとかそういったものより、ケースとか直接触れる部分のカスタマイズできる所が優れていると感じます。
たとえば、RAIDを導入して、さらにハードディスクを物理的に入れ替えたりできるようにそういった機構を装備するとか。
機能以外なら単純にデザインがかっこいいとか、電飾をつけるとか?
自己管理が出来るというのは、むしろ自己管理しなくてはいけないとも言うのですが
組み立てPCはほぼ全て自己責任でPC全体のメーカー保障(パーツごとにはありますが)などないわけです。
しかし自分で組んでいるものなので、何がどうなっているかわかりやすいので、いざ問題が起きた場合でも原因がわかりやすいし、修理だって自力でできます。
PCというハードウエアをより積極的に管理することができるわけです。
しっかりとした保障のあるメーカー製のほうが良いじゃないか、と思うかもしれません。
しかしまぁ大抵の場合はメーカー保証というのは1年ですよね。
1年以降は何をしても、その前の1年分を取り返すかの様に高額になるものです。
修理の内容なども細かい融通はきかないでしょうね、コレはコレ、アレはアレ、と決まった事しかやりませんし、それに無いことはしません。
一番問題なのは、時間をとられる事です。
メーカーの保障がついているとはいえ、修理期間はそのPCは使えないわけです。
仕事でつかっているアナタのPC、壊れたら大変ですよね~
そのPCが無い期間は保障があろう関係なく失われる事になります。
データを吸い出したりコピーしたりするのも大変。
これはプロほど深刻なんじゃないでしょうか?

さてここで組み立てならどうか
まずはより故障しにくいPCを組むことができます。
メーカー製では絶対に出来ない事ですが、パーツから吟味することができるので、信頼性のより高いパーツで組むことや、故障の原因となる熱などについては発熱の少ない物を使ったり、熱を制御することでより故障しにくい丈夫なPCを作れます。
PCの故障は電源やマザーボードのコンデンサ不良によっておこる事が多く、メーカー製では粗悪なコンデンサをつかっていることも多々あります。
メーカーからすれば壊れることがわかっていても1年もてばいい、もしダメでも1年間修理すればいいんだというノリです。
じっさいジャンクPCの中には機種によってそういった「手を出さないほうが良いモデル」が存在します。
メーカーも電池の発熱などで人体に影響、怪我などが起こりえる場合はリコールとして対処しますが、人体に影響がなくただ壊れるだけなら、そのまま売っちゃってるという事です。

壊れにくいPCにするの次は壊れた場合に備える、でしょう。
システムがソフト面でダウンした時に備え、RAIDを導入して(組み立てPCの場合、マザーボードにRAID機能が乗っている場合も多い)ハードディスクのミラーリングを行います。
複製側のハードディスクを2つ用意して定期的に入れ替えれば、どちらか一方は正常に動作していた状態のままな筈。(RAIDに関してはよく知らないで書いてるのでもしなにか間違っていたらごめんなさい)
そしてそのハードディスクの入れ替えが楽になるようにハードディスクをリムーバブルにしておけばケースをいちいち開いてバラすことなくハードディスクの入れ替えが可能になります。
システムが物理的に壊れた場合に対しては、壊れそうなパーツのストックを持っておく、またはハードディスクを除いて全く同じ構成のPCをもう一台用意しておく。
とくにWindowsでは違う構成のPC同士のハードディスクを入れ替えた場合動作しませんが、全く同じならハードディスクを入れ替えるだけですぐに同じ環境で動作します。(マザーボードとCPUが一緒なら大体動くかな?)
これだけの準備をしておけば、いざ故障したときハードディスクを入れ替えるという作業だけでほとんど時間をとられることなく仕事を継続することができるんではないでしょうか?壊れたものは仕事が終了したときにでも直せばいいんです。

こういった具合に「積極的」にハードウエアを管理できるわけです。
最近はPCを使ってする仕事が多く、それこそPCだけで仕事をしているようなPCがなければどうにもならない方も多いと思います。
大規模な事業でしたら会社のオフィス全てを専門業者に任せてもよいでしょうが、小さい規模の事業や個人でやっているならそれは現実的ではないでしょう。
そもそも、こうした知識や技術を僕に与えてくれた人も個人でPCをつかって仕事する人でした。その人はグラフィック系の人で絵筆からPCに持ち替えたので特にそうなのかもしれませんが、プロの職人である以上使う道具には気を使うということです。
どーもあまりハードウエアについて感心の無いプロの方が最近多いような気がします。
調理師でも大工でも、インラインスケートだってプロはかなり道具に気を使うのが当たり前です。
仕事の道具でPCを使う方が多いこのごろ、もっと多くの人が組み立てPCで仕事道具を勉強、自己管理してみてはいいんじゃ、ないかな~

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