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脅威の繁殖力の秘密?「長実雛罌粟(ながみひなげし)の実の構造。」

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もう花の季節は季節は過ぎましたが、近年異常な勢いで増えているオレンジっぽい花が目についたことは無いでしょうか?

長実雛罌粟(ながみひなげし)

長実雛罌粟(ながみひなげし)別名、虞美人草という花だそうです。
この間、なにげにこの花の実が気になってみていたらビックリ。

↓成熟するまえのまだ青い実はこんな感じですが、成熟した実を見ると構造にある変化が。。
長実雛罌粟(ながみひなげし)

↓成熟した実。わかります?上部に綺麗に穴が開いて並んでいます。
長実雛罌粟(ながみひなげし)

この実がついているのは長い茎の先端で、風やその他の外部からの力によって振られやすいようになっていて、で、振られると遠心力によって上の穴からパラパラと種がでてくるという仕掛け。
まるで職人が作ったような精度で、たんぽぽの綿毛なんかに代表される構造も素晴らしいですが、生物ってのは凄いもんだなぁと改めて感心したわけです。

↓ちなみに中はこんな感じ。遠心力を生かすように縦に仕切りがあり、中には細かい種がみっちり詰まってます。
長実雛罌粟(ながみひなげし)

ケシというくらいだから、この種はアンパンの上なんかにのっているのと同等のものなんでしょうかね?大量に発生しているなら積極的にこの種を利用してみたら結構いいんじゃないでしょうか。
煎って食べたり、油なんかもとれるんじゃないの?

極論だとはおもいますが、この小さな一粒の種が成長し株になると、
条件が良いと一つの株から100個の実、そして一つの実の中に1500個の種ができるとか。
単純計算で一つの種で150000倍の繁殖力!
この生命力であの実の構造。そりゃ増えますわ。
今はまだオレンジの花がいっぱいある景色が見慣れませんが、何年か経ったらそれこそたんぽぽやクローバーが咲いているような感じに風景としてみなれてくるんでしょうね。




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