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大ベンチャー時代、江戸。

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今日、小島屋さんにお邪魔したとき、ご主人がおっしゃった言葉が相変わらず面白かったんですよ。
「江戸はすごいよ、商売人みんながベンチャー企業みたいなもんだ。大ベンチャー時代だよ。」
なんだかワンピースみたいな感じですが、江戸というのはご存知、火事が名物というくらい火事が多かった。そんな話しから出た言葉だったんですが
宵越しの銭はもたねぇなんて聞いた事ありませんか?あれは洒落でもなんでもなく、ほんとにそんなところが江戸っ子にはあったようで、つまり江戸ってのはしょっちゅう火事なんですよ。
3日にいっぺん火事が起きるとかそんなレベル?
で、あっという間に燃え広がり大火というレベルの火事は3年に一度くらいの頻度で起きるとか?
まぁ大げさかもしれませんが、へたしたらもっと多いかもしれないと思ってみてください。
しょっちゅう火事にあう、そして保険もくそも何もないわけで、財産が燃えた場合、誰も何も保障してくれないし責任をとってくれるなんてことはない、強いて言えば責任は燃やされた奴が悪い、運が悪いと思って諦める、ってのが常識なわけ。
だから江戸っ子は宵越しの銭はもたねぇってわけです。
一夜にして金持ちから乞食なんてざらにあったといいます。
宵越しの銭はもたねぇって言葉の裏には、商売している以上はいつだって全財産を失う事を覚悟していて、なにもかも失ってもまたそこから始めればいい、なくて元々って考え、そしてそれはお金や物に執着しない、人さえいればどんな状態だって頑張れる、だから人を大切にする、絆を大切にする。
そういう江戸っ子気質があるんですね。
大ベンチャー時代ですよ。
それこそその当時、世界のどこをみてもありえないそんな気概をもった都市だったから、江戸を訪れた外国人がだれもが驚き、賞賛したというのは理解するに容易い事です。

江戸しぐさ、なんてのがちょっと前から色んなところで聞いたりする事もありますが、むしろそれよりも今の日本人は「江戸っ子気質」これを今こそ考えるべきだと思いますね。

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