携帯バージョンはコチラ ・BenefitHome ・Imageshed ・KojimaBlog ・KesotaBlog

椿を種から育ててみる。「椿の実生」

| コメント(0) | トラックバック(0)
以前から、盆栽などに興味があって。
実際、盆栽がどんなものかはよくわかっていないけど、それこそ何百年とか長い歴史を持ち、多くの人が親しんでいる物というのは良いものであるに違いないし、それでいて自分がまったく触れたことがないものならばより一層そこから学ぶことは多いだろうと。
生物を育てることから得る学びというのはは多いでしょうし。
ただまぁ最初からガチガチに盆栽をするつもりはないので、軽くテキトーな感じで入っていくのが自分らしいかと思いまして。
僕のイメージとしてはようするに「小さい(中には大きいものもあるが)鉢なんかの中に木が植わっていて、その鉢の中で自然を表現する」という物。
価値のある盆栽とかはもしこの先興味がすすめばわかってくるとして、とりあえずは「自分なりに小さい鉢の中で木を育ててみる」ところからやってみようと。
で、思いついたのが椿の種。
普通なら適当な盆栽を買ってきてはじめたりするのかもしれないが、それではきっと思い入れとか楽しさに欠け、なにか学びとるところまで続かないとおもうので、あえて種から木を育てればきっと楽しいだろうと思ったんです。
それに種からなら成長するまで恐ろしく時間がかかるだろうから、それほど作業的にも大したことないんじゃないかってのと、もしこの先で盆栽の価値がわかってきても種から育てた物なら一般的な価値を超えて自分なりの価値を見出しやすいだろうということで。
というわけで椿の種を拾ってきました。

椿の種

12月の流山講習のときに流山市総合運動公園に落ちてたのを拾ってきたものです。
右下のほうの羽みたいなのはたぶん紅葉かなにかの種。

それから実際にどうやって椿を種からそだてるのかを色々調べてみたら、なかなか面白い事がわかってきました。
まず普通に知らなかったのが、自分が椿の花だとおもっていた物がサザンカだったということ。
サザンカは椿の親戚みたいなもので、今の時期咲いていて花びらで散っていくのはみんなサザンカらしい(椿は散るときは花一個で散る)そして茶も椿の親戚みたいなものらしい。
種から植物を育てるのを「実生(みしょう)」というそうで、一般的に、もちろん椿もですが増やすときは挿し木で増やすそうで、実生というのは成長するまでに何年もかかるので一般的ではないそうで。
しかしそれは増やすのが目的の場合。
椿の場合、増やす以外の目的でよく実生が行われているそうで。
それは「新品種開発」の為。
それこそ江戸時代のころから、椿は品種の掛け合わせによる品種開発が盛んだったようで、現在は日本に限らず世界中の愛好家やプロが取り組んでいて、椿の品種は年々増え続け膨大な数があるみたい。
新品種、新しい特徴をもった花を作り出すことが椿の醍醐味の一つなんですね。
犬とか猫のブリーダーに近いのかな?
椿は単独の株で受精が行われないので、基本的に受精し種ができた場合、必ず品種と品種の掛け合いとなる為にその種から育った個体は親と違う特徴を持つことになります。
ようするに種から育った椿は全て新品種である可能性を秘めていることになります。
実際にアメリカで作られたティファニーという品種だったかな?普通の人が園芸店で種を購入し、育てたら今までの品種にない特徴を持った花が咲いて、新品種となったそうで。
だから偶然の産物もありえるし、それゆえに素人でも運がよければ新しい品種の生みの親となれる?!
だから僕の拾ってきた種もただの盆栽というだけでなく、花が咲くまでどんな花が咲くかわからない、場合によっては新品種の可能性も、、という楽しみがあるんです。
椿の種を発芽させる方法を調べまして、発芽するのを待っているところですが、一つでも発芽してくれるといいなぁ~

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.happyskate.sakura.ne.jp/mt4.2/mt-tb.cgi/659

コメントする

半角英数字で大文字小文字を正しく入力してください。
エラーになってしまう場合はもう一度このページを再読み込みし、名前とコメント、認証コードが正しく入力されていることを確認のうえ投稿してみてください。投稿後、システムの構築などによりしばらく時間がかかります。ご了承ください。

黒羊プロフィール

前のエントリー3件

次のエントリー3件

kojimablogの最新記事

kesotablogの最新記事

GoogleAdsense

ホームページへ

ホームページへ

Benefit画像倉庫

imageshedへ

Google検索

ATOM

Amazon

タグクラウド