コークスクリューの180ってさー、ガンビーの事かなぁ?[スケート関係]
(2010-07-24 12:22:42) by くろひつじ


先日、駒沢公園でケソタ君マサ君が練習してるとこに顔出した時にちょうど二人がやっていたのが
「コークの180」
へぇ〜と思い、考えてみるとファンボックスでコークスクリューの180ってVERTでのガンビーをそのまますればかなりいい感じになるんじゃないかなぁ。イメージ的にさ。

ここでスケート業界以外の方に用語説明。
コークスクリューというのはスピンのパターンの一つで、そうですねぇ冬季五輪などでのモーグルなどで以前はヘリコプターとかいって単純に重力に対してまっすぐ、つまり頭が上、足が下でクルクルまわってたのが、なんかある期間からルール変更によってフリースタイルスキーの技術が評価され、スピンの軸を変更することが高得点につながるようになったとかあったじゃないですか、コークスクリューというのはまさにそのスピンの回転軸を90度変更したバージョンで、足を進行方向、頭を後方、つまり足のほうからドリルのように回転する、これを「コークスクリュー」といいます。
名前もかっこいいですが、実際にみてもかっこいいです。ただ当然のように難易度は高いです。だから評価されるわけですが。
このコークスクリュー名前のイメージ通り、ドリルみたいにグルグル回転する物で、基本的には540以上の回転で行います。540以上ではないとドリルっぽくならないというか。
あ、ちなみに180とか540ってのはスピンの回転数を表します。
180はターン、360は一回転、540は一回転半という具合。
コークスクリューの説明に戻りますと、そう、一般的にコークスクリューは540以上の回転で行う。
簡単に言えば540以下の回転数ではコークスクリューが成り立たないという感じ?

つまり、そこであえて540以下の回転でもコークスクリューを成立させてみましょう、というネタなんですね〜
いや、二人の認識がそうだったとは限りませんが。あくまでも僕の受けた「180のコーク」というのはそういう感じ。
で、もし僕だったらどうやって「180コーク」というお題を表現するかなぁと考えたわけです。
で、やっぱランプのガンビーエアーが答えかな、と。

↓僕のガンビー、これはかなりレア。ウォーリーさんとこにしかないですね。まぁこの画像を使いたかっただけなんですけど。
<画像:稲垣永史ガンビーエアー>

ガンビーってストリートでは一般ではないからか、バート経験の浅い若いストリートライダーなんかだと特にその型自体を知らなかったりしますが、こういうバート特有の技術をストリートで行えばオリジナリティを出すためにはとても有効なんですよね。
まぁそういった要素をもっているのが小島君だったり、千秋だったりするわけですよ、たぶん。
逆にそういった人はバートにストリート技術を使ったりしてオリジナリティを出したりできるわけで、そうそう、伊藤和也氏なんかはバート界ではそういったキャラがとくに強くてかっこよかったな。
昔から言われることですが、自分のステージだけできても、その中で目立って良い滑りってのはできないんですよね、一番強いのは全部出来る人間。
強い人間のなかで争って一番になるにはそういった要素が不可欠なのかも。
芸の幅というやつですね。
ま、一番にならなくて良いなら幅もいらないんでしょうがね。


コメント(2)
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